【速報】Amazon Bedrock Knowledge Bases で構造化データ取得をサポートするようになりました

【速報】Amazon Bedrock Knowledge Bases で構造化データ取得をサポートするようになりました

Clock Icon2024.12.05

こんにちは、森田です。

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現在ラスベガスで開催中の AWS re:Invent 2024 の Keynote にて Amazon Bedrock Knowledge Bases で構造化データ取得のサポートがプレビューとして発表されました。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2024/12/amazon-bedrock-knowledge-bases-structured-data-retrieval/

概要

Amazon Bedrock Knowledge Bases で自然言語での問い合わせを使用して構造化データを取得できるようになりました。

従来までは、構造化データを取得するために自然言語クエリを SQL クエリに変換が難しく、課題がありました。

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今回のアップデートでは、Knowledge Bases 内部で NL2SQL モジュールを使い、自然言語からSQLクエリに変換してくれるようになります。

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例として、「What were my top 5 selling products last month?(先月最も売れた製品トップ 5 は何ですか?)」とKnowledge Bases に問い合わせを行うと、SQL に自動的に変換し、データベースに対してクエリを実行して結果を取得します。

また、取得した結果は要約された内容がレスポンスとして返ってきます。

Bedrock Knowledge Base がサポートされているリージョンで利用可能です。

なお、構造化データのデータソースとしては、Amazon Redshift、Amazon Sagemaker Lakehouse のみをサポートしています。

https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/userguide/knowledge-base-build-structured.html

さいごに

構造化データを使った生成AIアプリケーションの実現が可能となりそうな便利なアップデートでした。

現状は、2つのデータソースのみサポートのため、今後のサポート拡充が楽しみです。

なお、この機能を利用する際には、任意のSQLが実行されるため、セキュリティ上のリスクとならないか注意し、ご利用ください!

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